中国初の西沙群島常駐大型漁業監視船が就役

中国初の西沙群島常駐大型漁業監視船が就役。 西沙群島とその海域に常駐する中国で初めての大型漁業監視船(400トン級)、中国漁政306がこのほど、公務を執行するため、広州にある拠点埠頭から西沙群島に向かった。中国が西沙群島とその海域で、24時間体制のパトロールを行う能力をもったことを意味する。農業部南海区漁政局が2日明らかにした…

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発信時間: 2011-09-03 10:50:38 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

西沙群島とその海域に常駐する中国で初めての大型漁業監視船(400トン級)、中国漁政306がこのほど、公務を執行するため、広州にある拠点埠頭から西沙群島に向かった。中国が西沙群島とその海域で、24時間体制のパトロールを行う能力をもったことを意味する。農業部南海区漁政局が2日明らかにした。

西沙群島は中国の南中国海の4大群島の一つで、伝統的な漁場でもある。海域が広く、島礁が多い。海産物が豊かで、珍しい海産物が多い。毎年、中国各地の多くの漁民が群島海域で漁をする。

農業部南海区漁政局の郭錦富副局長によると、これまで中国が西沙群島に配備していたのは100トン以下の漁業監視船、中国漁政308と中国漁政309の2隻で、一段と多様になり、重くなっている漁業管理任務と権益保護任務に対応することができなくなっていた。中央政府が建造を認可、投資し、農業省南海区漁政局が建造を請け負った400トン級漁業監視船、中国漁政306の建造が広州で始まったのは昨年9月。

郭副局長は次のように説明した。中国漁政306は西沙漁政埠頭に常駐し、中国漁政308、309と共に、西沙海域で日常的な漁業管理任務を執行する。これにより、中国は西沙群島の漁業管理の度合いを強め、西沙海域の漁業生産秩序と漁民の安全を確保し、海洋主権と漁業権益を確実に保護することができるようになった。

中国漁政306はかなり先進的な漁業監視船で、長さ56メートル、幅7・8メートル、高さ3・85メートル、最高航海速度18ノット、航続距離2000カイリ。

 

(新華網日本語)2011年9月3日

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