中国人民解放軍海軍創設63周年を祝い、中露海軍の合同軍事演習「海上連合2012」に参加している中国のミサイル駆逐艦「瀋陽」とロシアのミサイル巡洋艦「ワリャーグ」が23日、無料で一般公開された。
■「空母キラー」に近距離で触れる
両艦には記念日用の最高儀礼の旗が掲げられ、将兵がタラップ口に整列し、見学者を出迎えていた。艦上の見学カ所ごとに解説担当の将兵がおり、真摯かつきめ細やかに説明を行っていた。
「ワリャーグ」はロシア太平洋艦隊の旗艦で、「空母キラー」の美称を持つ。満載排水量1万1500トンで、艦首左右両舷に配備された長距離・超音速対艦ミサイルSS-N-12連装発射筒8基が主要装備だ。
■見学者を奮い立たせる「瀋陽」
「ワリャーグ」から100メートル足らずの距離に停泊する中国のミサイル駆逐艦「瀋陽」のタラップ口には見学者がひきもきらず集まっていた。「瀋陽」はこれまで海軍創設60周年記念多国海軍活動、新型海上医療・人命救助装備訓練、ミサイル実射訓練、遠距離航行など重要任務20件余りに参加してきた。
「人民網日本語版」2012年4月24日