中国海軍の艦艇が30日、大隈海峡を通過したという日本のメディアの報道をめぐり、中国国防部報道事務局の関係者は、「中国人民解放軍の海軍艦艇編隊が訓練のため、西太平洋海域へ航行するのは、年度計画内の恒例活動で、特定の国や目標に対したものではない」と表明した。
さらに、中国は関連海域で航行の自由など合法的な権利があり、国際法にも合致するもので、「異例の事件」はそもそも存在していないと強調した。日本のメディアに対して中国の恒例の軍事訓練を過度に報道しないよう期待を寄せた。
「中国国際放送局 日本語部」 2012年5月1日