日韓軍事協定、米が主導する軍事同盟の延長か

日韓軍事協定、米が主導する軍事同盟の延長か。 韓国国防部分析研究所・朝鮮問題研究チームの白承周(ペク・スンジュ)主任は、朝鮮などの北東アジアの隣国は日韓軍事協定を米国が主導する軍事同盟の延長と見る可能性があると話す。また同主任はAFP通信に対し、韓国が日本と軍事協定を締結すれば、どんな内容であっても国内世論の反対に遭うとの見方を示した・・・

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発信時間: 2012-05-09 14:32:49 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

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日本防衛省と韓国国防部は8日、日韓両国が今月下旬に軍事情報包括保護協定(GSOMIA)と物品・役務相互提供協定(ACSA)を締結し、朝鮮に関する軍事情報の共有および国連平和維持活動(PKO)での後方支援の相互提供を行う方針を明らかにした。日韓が軍事協定を結ぶのは、1945年に日本が朝鮮半島を植民地支配から解放して以来初めてとなる。

韓国国防部分析研究所・朝鮮問題研究チームの白承周(ペク・スンジュ)主任は、朝鮮などの北東アジアの隣国は日韓軍事協定を米国が主導する軍事同盟の延長と見る可能性があると話す。また同主任はAFP通信に対し、韓国が日本と軍事協定を締結すれば、どんな内容であっても国内世論の反対に遭うとの見方を示した。

韓国国立外交院の尹徳敏(ユン・ドクミン)教授によると、国内には懸念を示す人もいるが、協定は「初歩的、限定的な協力」にすぎず、朝鮮の挑発による周辺情勢の緊張がその動因だという。

また、米国は日米軍事協定が日米韓3カ国の軍事協力の始まりになることを望んでいると見るアナリストもいる。白承周氏は、「このような協定は米国が盟友との二国間同盟を強化するという政策と合致する」と話す。

韓国国防部の幹部は『朝鮮日報』に対し、「日本との軍事協定の締結は主に朝鮮情勢に対応するためで、日韓軍事同盟の締結に向けた動きではない」と述べたうえで、韓国が防衛大臣の相互訪問などを通してその他の隣国との軍事交流を強化する方針であることを明らかにした。

「中国網日本語版(チャイナネット)」 2012年5月9日

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