米国が西太平洋に戦術核兵器を再配備するニュースが14日、東アジアで大きな風波を起こしている。人々の注目を引く戦略核弾頭とは違い、米国の機動性に優れた戦術核兵器の保有状況はよく知られていない。米科学者連盟・核情報プロジェクトの責任者は、米国が戦術核兵器のアップグレードに60億ドルを投じ、F35を含む大多数の戦闘機にこれらの戦術核兵器を搭載できることを明かした。
戦術核兵器は、軍事行動に直接影響を与える戦術ターゲットを打撃する際によく使われる。体積と威力は比較的小さいが、軽くて機動性に優れ、命中精度もかなり高い。実際の戦場で使われる可能性は戦略兵器より高いと見られている。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2012年5月15日