上海協力機構加盟国元首が重要文書に署名
各国首脳は上海協力機構の発展の推進における中国の重要な貢献を高く評価。今回のサミットは上海協力機構の発展の道程における一里塚になるとの認識を示した。
オブザーバー国であるイランのアフマディネジャド大統領、モンゴルのエルベグドルジ大統領、パキスタンのザルダリ大統領、インドのクリシュナ外相、主催国の賓客であるトルクメニスタンのベルディムハメドフ大統領、アフガニスタンのカルザイ大統領も発言。上海協力機構との結びつきを強化し、地域の平和と安定を守り、共同発展を実現する意向を表明した。
出席各者はアフガニスタン問題やイラン核問題についても意見交換した。
会議にはこのほかイマナリエフ上海協力機構事務局長、上海協力機構地域対テロ機構執行委員会主任、国連、独立国家共同体、ユーラシア経済共同体、集団安全保障条約機構など国際・地域組織の担当者が出席した。
会議はアフタニスタンをオブザーバー国、トルコを対話パートナー国として承認。次回サミットを2013年にキルギスで開催することを決定した。会議後、加盟国元首は「平和が長く続き、共に繁栄する地域の構築に関する上海協力機構加盟国元首の宣言」、「上海協力機構中期発展戦略計画」に関する決議、「地域の平和、安全、安定を脅かす事態に対処する政治・外交措置および体制に関する上海協力機構の規則」に関する決議、「テロリズム、分離主義、過激主義に打撃を与えるための上海協力機構加盟国協力綱要(2013-2015年)」に関する決議など重要文書に署名し、共同記者会見に臨んだ。
「上海協力機構首脳会議プレス・コミュニケ」も発表された。
「人民網日本語版」2012年6月8日