西側メディアが中国海軍の脅威を喧伝する中、米軍事情報サイト「STRATEGY PAGE」は14日、「中国海軍は急速に拡大し、遠洋での活動活発化が懸念されているが、依然として典型的な沿岸警備隊に過ぎない」と結論づける記事を発表した。
中国海軍はより多くの艦艇を遠洋活動に向かわせる必要がある。これは最も重要かつ解決すべき問題だ。戦艦が作戦能力を高める唯一の方法は、海上でより多くの時間を費やし訓練を実施することである。米国から見ると、中国海軍は海上訓練、特に遠洋訓練が著しく不足している。アメリカ海軍情報局の報告書によると、中国海軍は1985年11月に初めて中国を離れ、パキスタンを訪問した。1986年5月、中国海軍北海艦隊の艦艇による連合艦隊は、太平洋北西部で初の遠洋合同訓練を実現した。米国科学者連盟 (Federation of American Scientists)のウェブサイトは、「中国潜水艦の遠洋巡視回数は、2005年の時点では0回であった。2008年にはこれが12回に増加したが、約50隻の潜水艦を保有していることを考慮すると、1隻の潜水艦は4年半に1度しか巡視活動を実施しない計算になる。対照的に、米国の潜水艦は毎年少なくとも1度は遠洋巡視活動を実施する」と伝えた。