中国の楊潔チ外交部長(外相)は4日夜、中国訪問中のクリントン米国務長官と北京で会談した。新華社通信のウェブサイトが伝えた。
楊氏はクリントン氏の訪中に歓迎の意を示し、両国関係について「ここ数年、安定した発展を維持しており、重要な進展を遂げた分野もある。健全で安定した発展を維持することは、両国の利益に合致し、アジア太平洋地域や世界の平和・安定・繁栄にもつながる」と指摘。「胡錦涛主席とオバマ大統領の合意に基づき、相互尊重・互利互恵の協力パートナーシップを前進させ、新しい大国関係のあり方を模索したい」と述べた。
クリントン氏は「中国との協力パートナーシップの構築に取り組んでいる。これはアジア太平洋地域への『リバランス』の重点。両国はこの3年半、踏み込んだ協議やハイレベル会談を行ってきた」と語り、包括的関係の基盤として実務協力が極めて重要と指摘した。
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「人民網日本語版」2012年9月5日