■過去10年で遠洋任務が無から有へ
米メディアは先日、中国海軍の現状を分析し「中国海軍は急速に規模を拡大しているが、以前典型的な沿岸艦隊と見なされている。現在最も強化が必要なのは遠洋訓練だ。これは現代の戦艦が作戦能力を高める唯一の方法でもある」と報道。さらに「中国海軍が執行しているソマリア沖の護送活動は著しい成果を上げている。遠洋活動がほぼない状態から、数多くの執行への変化は過去10年近くで起きたものだ」と指摘した。
人民海軍の遠洋訓練はすでに常態化しており、毎年延べ100隻の水上艦が遠洋へ出航し、昼夜を問わず数百海里から数千海里を航行している。潜水艦は数十日間から数カ月間潜航。航空兵の長距離急襲は通常の気象条件から複雑な気象条件でも可能になり、延べ1千に上る艦艇や航空機が太平洋海域で様々な訓練を行い、近海から遠洋への訓練の飛躍を実現した。
「人民網日本語版」2012年10月21日