■中国の台頭は世界の多極化にプラス
スペイン?中国友好協会のヘスス・オスナ会長は「中国外交は近年、世界や地域の多くの重大問題で積極的な役割を演じている。中国政府は協議と対話を通じた平和的方法による問題解決を重視している。中国の努力は国際構造の多極化の方向への発展、世界平和の促進に貢献している」と指摘した。
スペインの中国問題専門家、アンヘル・マエストロ氏は「過去10年間、国際問題における中国の役割は重要度を増し続けた。強大な中国が常に他国の内政に干渉しない原則を堅持していることはなかなかできない事で、尊敬に値する。これは中国と他の国々との間の相互信頼と調和の構築に資するものだ。中国の台頭は世界の多極化の方向への発展にプラスであり、世界平和に影響を与える試練や困難に国際社会が打ち勝つうえでプラスだ」と指摘した。
スペインのファン・カルロス王大学ディエゴ?デ?パントーハ中国研究センターのフェリペ・タバサ事務局長は「中国は国連、G20、BRICSのいずれの枠組みでも極めて重要な役割を演じており、世界や地域の多くの焦点となる問題や敏感な問題の解決に積極的な役割を果たした」と述べた。
ドイツ・ボン大学の辜学武教授は「過去10年間の国際問題における中国の全体的な行動は中国の発展に有利な外交的支えを提供し、特筆に値する成果を上げた」と指摘した。
「人民網日本語版」2012年11月6日