米CNNのウェブサイトは1月1日、2013年の世界情勢に関する13の予想を発表し、東アジア地域について「中日両国の島を巡る争いが深刻化を続ける」と指摘した。
東アジアは過去一定期間に渡り、安全が脅かされることは少なかった。しかし突然、朝鮮のミサイル・核計画は同地域の唯一の問題ではなくなった。中国と日本の東中国海の島を巡る対立が悪化を続けており、安倍氏の首相再任により問題が激化する可能性がある。
安倍氏は長期間に渡り、中国の実力およびそれを行使する意欲が高まり続けており、日本に損害をもたらすことを懸念している。日中両国は2012年に尖閣諸島・釣魚島およびその付属島嶼を巡り、言葉による対立に陥った。
これらの島嶼は無人島だが、周辺海域には豊富な石油・天然ガスが眠っている可能性がある。またこれらの島嶼には、フォークランド諸島(アルゼンチン名:マルビナス諸島)のような、相手国に譲歩を示さないことが国家の栄誉に関わるという要素が存在する。中日両国が武力衝突すると予想するアナリストは少ない。双方が大きな損失を被るからだ。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2013年1月8日