楊潔チ外交部長(外相)は29日、日本の村山富市元首相(日中友好協会名誉顧問)、加藤紘一日中友好協会会長と外交部(外務省)で会見した。
楊部長は中日関係の立て直しと発展に向けた村山氏と日中友好協会の長年の貢献を積極的に評価。「中日両国が平和、友好、協力の道を歩むことは両国および両国人民の根本的利益に合致する。目下、中日関係は重要な瀬戸際にある。双方は中日間の4つの政治文書を基礎に、歴史に責任を負う姿勢で、釣魚島(日本名・尖閣諸島)問題を適切に処理し、中日関係の改善と発展を促すべきだ」と強調した。
日本側は「日中関係は国交正常化後40年来の発展を経て厚い基礎を築いており、いかなる力によっても壊すことはできない。双方は入念に大局を守り、両国関係の改善と発展の推進に共に努力すべきだ。日中友好協会は民間の友好団体として伝統を継承し、強みを発揮して、民間友好を積極的に推進し、このためにプラスの環境を整える」と表明した。
「人民網日本語版」2013年1月30日