劉江平氏によると、空母基地の選定で最初に考慮する点は港の位置と水文で、水域面積は500万平方メートル以上、最大水深は25メートル以上、出入港できる航路の幅は400メートル以上、航路の水深は11~20メートルであり、10万トン級船舶が出入りできなければならない。基本的な自然環境のほか、国の軍事戦略、海軍の技術・装備のレベル、今後の作戦の可能性なども総合的に考慮する必要がある。
西側は以前、中国が海南省三亜市に別の空母基地を建設中で、国産空母の母港になると推測した。ロシア軍事工業総合体ニュースネットは25日、中国政府が原子力空母を含む原子力船の建造計画を正式に許可したと伝え、最初に計画されている空母の数は4隻以下で、最初の2隻は2015~16年に海軍に引き渡されると予想した。うち1隻は2011年7月に着工し、長江デルタの長興島の造船所で建造中だという。4隻はいずれも通常動力型になると見られる。第2段階では排水量6.5万トン級空母を少なくとも2隻建造し、原子炉が取り付けられ、これらの原子力空母の中国海軍への配備は2020年以降になると見込んでいる。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2013年2月27日