通常の交通運行状況を最大限維持
第12期全国人民代表大会第1回会議事務局と第12期全国政治協商会議第1回会議(以下「両会」)の事務局は、両会の開催期間中、交通管理業務の強化に力を入れ、通常の交通運行状況を最大限維持する方針を明らかにした。人民日報が伝えた。
今年の両会では、約30カ所の会場が使用される。開催場所が北京各地に分散していることから、交通規制への取り組みが難しく、一般社会の交通秩序が乱されるという問題が際立っている。両会の安全保障部門と北京市交通部門は、この問題に対応するため、度重なる調査・研究・論証を経て、有効な各種措置を講じる決定を下した。これにより、会議が確実に予定通り進行すると同時に、社会や市民に可能な限りの便宜が図られる。
両会開催中の交通体制に関しては、一般車両が交通規制を受ける両会専用路線を可能な限り減らし、繁華街をできるだけ避け、専用路線、専用車両の出発時刻、運行順序などを科学的に取り決める。主な交差点では、会議専用車両と一般車両が交代に通行できるよう取り計らう。人民大会堂で会議が行われる際には、車両道路に対し、時間帯別・距離別通行制限あるいは一方通行などの交通規制をタイミング良く実施する。各地からの代表団が人民大会堂で会議など各種活動を行う際には、渋滞回避のための措置を講じ、社会の交通秩序が普段通り正常に維持されるよう、最大限尽力する。
北京市交通管理部門は、2つの会議の全体会議が開かれる日については、会議開始前の2時間と終了前の1時間、交通情報ラジオや屋外道路情報ボードなど各種情報発信ルートを通じ、実施予定の交通規制に関する事前告知を行い、市民の外出に便宜を図る。
「人民網日本語版」2013年3月1日