重要談話を発表する習近平総書記
習近平、李克強、張徳江、兪正声、劉雲山、王岐山、張高麗の各氏
中国共産党第18期中央委員会第2回全体会議が2月26-28日に北京で開催された。中央政治局が主宰し、中央委員204人、中央委員候補168人が出席。習近平中央総書記が重要談話を発表した。
会議は習総書記が中央政治局の委託を受けて行った活動報告について討議。中央政治局が党内外の意見を幅広く求め、議論を重ねた上で提出した、第12期全人代第1回会議に推薦予定の国家機構指導者人選提案名簿、および全国政協第12期第1回会議に推薦予定の全国政協指導者人選提案名簿を了承し、両提案名簿をそれぞれ第12期全人代第1回会議主席団と全国政協第12期第1回会議主席団に推薦することを決定した。さらに、幅広く意見を求めたうえで提出された「国務院機構改革・機能転換計画」を了承した。李克強氏が「国務院機構改革・機能転換計画(討論草稿)」について説明を行い、会議は同計画を第12期全人代第1回会議に上程することを国務院に提案した。
会議は第18期中央委員会第1回全体会議以降の中央政治局の活動を十分に認め、「厳しく複雑な国際環境と極めて困難な多くの国内改革・発展・安定課題を前に、中央政治局は第18回党大会と第18期中央委員会第1回全体会議の精神を全面的に貫徹し、中国の特色ある社会主義の偉大な旗を高く掲げ、トウ小平理論、重要思想『3つの代表』、科学的発展観を指導に、全党・全軍・全国各族人民を団結させ、率いて、思想を解放し、改革開放を進め、力を結集して、難関を攻略し、困難を克服した。安定の中で進展を図るとの活動の全体的基調に従い、活動の作風の転換に力を入れ、経済の持続的で健全な発展の推進に力を入れ、第12次五カ年計画綱要を実施し、社会主義経済建設、社会主義政治建設、社会主義文化建 設、社会主義社会建設、社会主義エコ文明建設を全面的に推し進め、党建設の新たな偉大な事業を全面的に推し進め、各活動において新たな進展を遂げた」との認識で一致。さらに「第12期全人代第1回会議と全国政協第12期第1回会議を成功させることは、全党・全国各族人民の動員を強めて小康(ややゆとりのある)社会の全面的完成と中国の特色ある社会主義の新たな勝利を勝ち取り続けるために団結奮闘させるうえで、重大な意義を持つ」と指摘した。
「人民網日本語版」2013年3月1日