資料写真:戦闘機J15
中国人民政治協商会議委員で中国航空工業集団サブチーフエンジニアを勤める、J-15(殲-15)戦闘機チーフエンジニアの孫聡氏は2日、単独取材に応じ、「中国の初代艦載戦闘機『J-15』の戦闘行動半径は1000キロ以上に上り、多くの指標において、既に世界で活躍する現役の第3世代艦載機に匹敵するレベルまで達している。ミサイル搭載量、戦闘行動半径、機動性などはアメリカの艦載機FA18『スーパー・ホーネット』に勝るとも劣らない」と述べた。
火器管制レーダー、自動誘導ミサイルなどにおいて、大きな進歩を遂げている。「しかし、戦闘のプログラム面で、デジタル戦闘能力などはまだ改善していく必要がある」と孫氏は指摘する。
「フライングシャーク」とも呼ばれる「J-15」は、双発の重戦闘機で、国産のWS-10系列のエンジンを搭載しており、2009年8月31日に初飛行に成功している。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2013年3月3日