中国の「両会」はなぜ3月開催なのか?

中国の「両会」はなぜ3月開催なのか?。

タグ: 全国政治協商会議,会期,全人代

発信時間: 2013-03-05 12:43:18 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

中国の全国政治協商会議が初めて全体会議を開催したのは1949年9月21日で、第1期全国人民代表大会の第1回会議は1954年9月15日だった。当時、両会の開催時期は別々だった。全国政治協商会議の第2期第1回会議は1954年12月21日—25日に行われている。

1959年の第2期全国人民代表大会と全国政治協商会議第3期第1回会議から、両会の会期は重なっている。全人代は4月18日—28日で政治協商会議は4月17日—29日だった。

1978年の第5期から両会の開催回数は同期しはじめ、開催時期は基本的に重ねられている。政治協商会議は1日から3日前倒しで開催されていた。

1982年には憲法で全人代の年一回開催が制定された。だが、2月、6月、8月等はすべて全人代の開催時期だった。第6期全人代第3回会議から1992年第7期第5回会議まではすべて3月末に開催されてきた。1993年八期全人代第1回会議からは毎年3月に開会、3月中に閉会されている。1998年、全人代会議は3月5日に開幕、会期は10日前後と制定された。1999年からは全国政治協商会議も3月3日に開催と決められた。3月に両会が開催されるのは、前年の決算と今年の予算が算出される時期だからだろう。第一四半期財政予算支出の合法性については、全人代常務委員に委託することで処理されている。

政権交代の年 会期は延長されるのか

今年まで両会会期は1998年からおよそ変化はない。政権交代の選挙が行われる第一回会議が通常2週間(14日から15日間)開催される以外は、例年両会の期間は10日から12日間前後で調整されている。

「中国網日本語版(チャイナネット)」 2013年3月5日

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