海洋権益保護を重視
AFP通信は10日、中国が紛争の存在する東中国海の島嶼問題に巻き込まれ、日本と激しく論争していることから、中国の高官は海上の各執法任務を1つの機構に統合する方針を示したと伝えた。
現在の国家海洋局と中国海監、中国公安辺防海警部隊、農業部漁政部門、税関総署の密輸取り締まり部門の部隊の職責を統合し、国家海洋局を再編成する計画。
中国国務院の馬凱秘書長は、北京で開催中の全国人民代表大会で、「海洋権益保護」が方案の目的だと表明した。
また、共同通信社、朝日新聞、読売新聞などの日本メディアも、「方案は尖閣諸島(中国名:釣魚島)周辺海域で日本と対立することも考慮している」と論じた。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2013年3月11日