中国が露製潜水艦の調達を計画 日米海軍に対抗か

中国が露製潜水艦の調達を計画 日米海軍に対抗か。 ロシアの軍事関連サイトは4月4日、4隻のアムール型潜水艦の調達計画について、中国がロシアと協議中だと伝えた。消息筋によると、そのうちの2隻はロシアで建造され、残りの2隻は中国企業がロシアから提供された技術に基づき生産を担当するという。中国がロシアから新型の677E型(アムール型)ディーゼル潜水艦を購入する目的は、関連技術の獲得であり、潜水艦そのものではない…

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発信時間: 2013-04-09 13:04:25 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

中国が露製潜水艦の調達を計画 日米海軍に対抗か

資料写真:ロシアの潜水艦

ロシアの軍事関連サイトは4月4日、4隻のアムール型潜水艦の調達計画について、中国がロシアと協議中だと伝えた。消息筋によると、そのうちの2隻はロシアで建造され、残りの2隻は中国企業がロシアから提供された技術に基づき生産を担当するという。中国がロシアから新型の677E型(アムール型)ディーゼル潜水艦を購入する目的は、関連技術の獲得であり、潜水艦そのものではない。

中露の合意内容が実行されれば、中国の先進的な通常動力潜水艦は、静音能力で画期的な進展を実現する。中国の原子力潜水艦は近い将来、静音能力を大幅に向上させるだろう。これらの静音潜水艦が作戦配備された場合、日米豪海軍のアジアにおける対潜網は、巨大な圧力に直面することになる。

アムール型が南中国海に配備された場合、東南アジア諸国がこぞって導入している通常動力潜水艦は、彼らが期待しているように中国と対抗することが不可能になる。例えばベトナムが現在導入している6隻のVarshavyanka型は先進的ではあるが、アムール型には遠く及ばない。中国は4隻のみを調達する予定だが、その先進的な作戦能力を見る限り、ベトナムの6隻に対応することは十分可能だ。

しかし中国がアムール型を南中国海に配備することはなく、より重要な海域でその特長を発揮させるだろう。例えば数が少ないが高い戦闘力を持つアムール型を東中国海に配備すれば、日本の先進的な通常動力潜水艦と対抗できるようになる。またその優れた静音性および先進的な作戦能力により、米国が中国近海に配備している艦艇の深刻な脅威になる可能性もある。

「中国網日本語版(チャイナネット)」 2013年4月9日

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