軍用ヘリが「生命の舟」に
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山間部で救助活動を進める中、現場の複雑な地形による影響を受け、垂直離着陸の可能な中型・大型軍用輸送ヘリが、負傷者を救助し重要物資を輸送するための最も主要な空運手段となった。これは人民解放軍の兵士による、空の「生命の舟」と呼べる。
雅安市の救助活動の中で、成都軍区の陸軍航空兵部隊は複数のMi-171ヘリを出動させ、昼夜を分かたず被災地への物資の投下、負傷者の搬送を続けた。人民解放軍の現役のMi-171V5は新型設計の操縦席を持ち、操縦機器と融合させたナイトスコープを搭載しており、デジタル地図を鮮明に表示できるため、夜間飛行に適している。