野党が批判を強化
憲法96条によると、憲法の改正には衆参両院の3分の2以上の議員による賛成が必要だが、自民党はこれを「過半数」に引き下げようとしている。民主党の海江田万里代表は4日、「安倍首相は96条の改正を通じ、(戦争を放棄した)9条を改正しようとしており、経済政策の副作用とリスクをまったく考慮していない」と指摘した。内閣の「改憲への2ステップ」に対して、野党は批判を強めている。
日本の改憲問題に関する言論について、中国外交部の華春螢報道官は5月2日の定例記者会見で、「日本は歴史に対して責任を負う態度に基づき、歴史を深く反省し、実際の行動によりアジアの隣国と国際社会から信頼を勝ち取るべきだ」と表明した。
公明党の幹部は、「野球選手の人気にあやかり、共に祝うべきである始球式というイベントの中に、政治的意図を植えこむのは適切ではない。着用していたのは9番(憲法9条を示す)のユニフォームではなかったが」と語った。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2013年5月7日