洪磊報道官
外交部(外務省)の洪磊報道官は12日の定例記者会見で「現在までのところ、米側もいわゆる中国側が米国に対して特定のサイバー攻撃を行なったとの確実な証拠を示せていない」と表明した。
記者:米高官は、米国の政府や企業を狙った中国軍当局のサイバー攻撃が最近台頭傾向にあると述べた。これについて中国側のコメントは。
洪報道官:サイバーセキュリティは米国だけでなく中国も直面している世界的な問題だ。中国は米国を発信源とする大量のサイバー攻撃を受けているが、これまで米国の政府、企業、または特定の個人の仕業だと言ったことはない。
現在までのところ、米側もいわゆる中国の特定の個人、企業、または団体が米国に対して特定の攻撃を行なったとの確実な証拠を示せていない。メディアがこうした報道を行なうのはプロフェッショナルでも科学的でもなく、無責任だ。
「人民網日本語版」2013年5月22日