中国軍報告書:釣魚島問題、武力衝突の危険性が上昇

中国軍報告書:釣魚島問題、武力衝突の危険性が上昇。 中国軍のシンクタンクが28日に発表した「戦略評価2012」は、「安倍首相の就任後、日本の戦闘機が中国の正常巡回中の海監機を幾度も近距離で追跡・監視したため、両国の釣魚島(日本名・尖閣諸島)の対立は海から空に拡大され、武力衝突の危険性が高まっている。このような事態が発展を続ければ、中日関係を著しく損ねるばかりでなく、同時に地域の安定を脅かすことになる」と指摘した…

タグ: 中国軍 シンクタンク 釣魚島 武力

発信時間: 2013-05-29 13:32:47 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

南中国海の係争も深刻化を続けており、駆け引きが複雑化している。2010年に米国が東南アジア回帰を高々と宣言すると、南中国海の安定情勢が打破された。南中国海情勢は現在、複雑かつ深刻な変化が生じており、権益争いから海洋戦略の駆け引きに変化しており、南中国海問題の複雑性、係争の激しさを示している。南中国海周辺の一部の国家の戦略は焦りを増しており、南沙・中沙・西沙の各地で危機が生じる可能性がある。南中国海で大規模な武力衝突が生じる条件はまだ整っていないが、係争・衝突は常態化・長期化に向かっており、摩擦が複数の地点で併発・頻発することになり、これが制御できなければ重大な危機的事態が生じる恐れがある。

海洋権益を巡りさまざまな問題が存在するが、アジア太平洋の多くの国家は共同安全および総合安全の観点を持っており、提携と対話により地域の安全を強化しようとしている。同地域の海上では、かつてなかった安全問題が日増しに表面化しており、海上テロ・海賊・武装グループ、地震・津波・台風などの海洋自然災害が存在し、いかなる国家も一国のみでは対応できず、海上提携の必要性が高まっている。

「中国網日本語版(チャイナネット)」 2013年5月29日

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