日本の情報収集艦、逆に中国艦艇から追跡

日本の情報収集艦、逆に中国艦艇から追跡。 中国の新型通常動力潜水艦「元」級はこのほど、日本領海との接続水域の海中を、3回に渡り航行した。海上自衛隊と米海軍は音響測定艦を派遣し、航行中の潜水艦のスクリュー音を収集したが、逆に中国海軍の水面艦艇により追跡された…

タグ: 接続水域 海軍 潜水艦 元 ソナー

発信時間: 2013-05-30 10:23:52 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

中国海軍の潜水艦はこのほど、日本領海との接続水域(領海の約22キロ外側)の海中を、3回に渡り航行した。日本防衛省はそのうち2回は、中国の新型通常動力潜水艦「元」級によるものと断定した。海上自衛隊と米海軍は音響測定艦を派遣し、航行中の潜水艦のスクリュー音を収集したが、逆に中国海軍の水面艦艇により追跡された。

自衛隊はこのほど、沖縄付近の海域で「元」級潜水艦が発見されたと表明した。「元」級潜水艦は、中国がロシアの「キロ」級潜水艦をベースに開発した、国産潜水艦だ。「元」級は中国最新鋭の通常動力潜水艦で、敵国の軍隊による中国近海への接近を阻止する役割を果たす。

日本メディアは、「中国の潜水艦は今月2日、12日、19日に沖縄海域の接続水域を計3回航行した」と伝えた。防衛省は当初、そのうちの2回が同一の原子力潜水艦によるものと見ていたが、ソナー分析データにより、最終的にディーゼル動力の「元」級潜水艦であると断定した。防衛省は、少なくとも1回目の航行は、その他の潜水艦によるものとしている。

「元」級潜水艦が沖縄近海の水中を航行すると、海上自衛隊は音響測定艦「ひびき」を、米軍は「インペッカブル」を沖縄周辺海域に派遣し、情報を収集した。「ひびき」は「元」級潜水艦が13日に沖縄県久米島の接続水域を離れてからも追跡を続け、さらに「元」級潜水艦が19日に沖縄県南大東島の接続水域に入ったことを確認した。また水産庁の船舶は、「インペッカブル」も12日以降、潜水艦の位置を特定するソナーを海中に垂らし航行しているのを確認した。

中国海軍はこれに応じるため、16日に1隻の水面艦艇を久米島西部の海域に派遣し、「ひびき」の後方7キロから長時間の追跡を実施した。

「中国網日本語版(チャイナネット)」 2013年5月30日

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