耿雁生報道官
国防部(国防省)の定例記者会見で30日、耿雁生報道官が質問に答えた。
記者:報道によると中国海軍北海艦隊の艦隊がこのほど宮古海峡を通過し、西太平洋海域で遠洋軍事訓練を行なった。
耿報道官:近年中国海軍は西太平洋海域での遠洋訓練を繰り返し行ない、徐々に常態化を実現している。こうした遠洋訓練は国際法と国際的慣行に沿った、正常なものだ。中国海軍の正常な遠洋訓練を異常視し、いわゆる「警戒」を抱く国があることについては、疑心暗鬼で、凡人が何でもないことを騒ぎ立てているとしか言いようがない。
公海上では各国の潜水艦が共に自由航行の権利を持つ。北西太平洋および周辺海域では複数の国の潜水艦が活動している。日本側が雲をつかむような根拠で、いわゆる「中国の軍事的脅威」を工夫を凝らして誇張し、人為的に緊張を引き起こすのには、人には言えぬ政治的目的があり、無責任でもあり、地域の平和と安定にとって無益だ。
「人民網日本語版」2013年5月31日