中国ミサイルの残骸を競売に? 日本が中米の歩み寄りに不快感

中国ミサイルの残骸を競売に? 日本が中米の歩み寄りに不快感。 「日本のある筋がロンドンで中国の対衛星ミサイルの残骸を競売にかける」という情報は13日、多くの視線を引きつけた。記事は日本側が2011年5月にこの残骸を回収したというが、なぜ当時その情報を公開し、競売を行わず、我慢強く2年も待っていたのか…

タグ: ミサイル 北海道 スパイ 競売 衛星 

発信時間: 2013-06-14 09:57:24 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

中国国防大学軍事専門家の李大光氏は、「技術面から見ると、ミサイルは低軌道で衛星を撃破した場合、ミサイルそのものも爆発する。その残骸は大気圏に戻り、高速摩擦による高温で、残骸が燃え尽きてしまう。報道で公開された写真を見る限り、海岸で回収されたという残骸は、大気圏を通過した物体には見えない。次に、北海道北部の海岸で中国のミサイルの残骸が回収されたというが、その位置も疑わしい。記事にあったように、破壊された気象衛星が当時、日本上空の低軌道にあったならば、撃破後の爆発により破片が吹き飛び、大気圏外の低軌道から落下したことになる。これでは1ミリの差で、1キロの開きができてしまう」と指摘した。

李氏は、「記事は日本側が2011年5月にこの残骸を回収したというが、なぜ当時その情報を公開し、競売を行わず、我慢強く2年も待っていたのか。中米は新型大国関係を提唱したばかりで、友好的な外交ムードが演出されている。日本は中米の歩み寄りを懸念し、これを不快に思っている。そして対衛星ミサイル実験をツールとし、中米関係の間にかつて存在した亀裂を広げようとしている。日本がこの古い出来事を使い、喧伝している可能性は否定できない」と語った。

「中国網日本語版(チャイナネット)」 2013年6月14日

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