■省・部級指導者は紅旗採用となるか
一汽セダン販売有限公司の張暁軍社長は京華時報の取材に、今年5月30日に紅旗H7を個人向けに発売して以来、紅旗の受注・納車台数がすでに政府機関を中心に1000台以上に達したことを明らかにした。関係筋によると、受注台数が目立って多いわけでないのは、副部長級以上の指導者のみが紅旗を選べるからだという。
一汽集団の元アシスタントチーフエンジニア兼社長補佐の栄恵康氏は昨日「近年国家指導者は活発に活動し、国内ブランドも提唱しているため、紅旗が多く使用されるようになった。H7は部・委員会、省委員会の指導幹部の活動の最も主要な交通手段となり、系列化、普及、市場化が進む」と説明した。
1955年に創立に参与して以来、一汽で46年働いた栄氏によると紅旗は一貫して国産エンジンを採用している。
■車種紹介
紅旗H7は一汽集団「紅旗復興」計画の初の市場向け車種だ。個人向けに排気量2000ccと3000ccの計5車種あり、価格は29万9800元-47万9800元。公用車向けには2500ccの車種もあり、将来個人向けにも販売される予定だ。中国が独自に開発した唯一の高級セダンである紅旗H7は重厚な外観で、車体のサイズは5095/1875/1485(mm)。公用車として、紅旗H7は技術面、安全性、快適性が十分行き届いている。栄氏は「H7は過去の紅旗CA770、772に相当するが、スピード、加速性、燃費、快適性、安全性が向上しており、アウディA8に肩を並べうる」と指摘した。
「人民網日本語版」2013年6月18日