米海空軍の6割が太平洋に配備 進む「アジア太平洋戦略リバランス」(一)
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沖縄駐在の海兵隊を複数の地域に配備
日本の「読売新聞」は今年3月、米国と日本は在日米軍再編計画の見直しにおいてほぼ合意に達したと伝えた。米国は、沖縄駐在の一部の海兵空陸任務部隊(MAGTF)を第二列島線のグアムやオーストラリアのダーウィン港など数カ所に配備することを計画している。
沖縄駐在の米海兵隊は、本土を除いて最大規模のMAGTFである第3海兵遠征軍を中心に構成されており、隊員は約1万8000~2万1000人である。日米両国は2006年、同遠征軍と支援部隊などの隊員8000人をグアムに移していく方向で合意に達した。
在日米軍再編計画の見直しでは、沖縄からグアムへ移す米海兵隊の移転規模が4700人に縮小された。4月上旬、第1陣の250人がダーウィンに派遣されたが、同遠征軍の司令部とその主力部隊である第31海兵遠征部隊の隊員約1万人は今も沖縄に駐留している。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2013年6月26日