中国海軍、日本の海上戦略要地の突破口を発見

中国海軍、日本の海上戦略要地の突破口を発見。 米誌『TIME』(電子版)の「中国、日本海域の要所の突破口を発見」と題した記事を引用し、「宗谷海峡は日本海から太平洋に向かう通路の一つであり、同海峡は冷戦時代から既に海上における戦略上の要所として注目されていた」…

タグ: 海軍 宗谷海峡 艦隊 演習 日本海

発信時間: 2013-07-22 13:54:36 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

 

日本国際問題研究所の海洋安全保障の専門家である小谷哲夫氏は、「『非核三原則』に抵触しないことを前提に、日本政府はこれまでずっと、米軍が日本の海域を通って核兵器を輸送できるルートの確保に努めてきた。『非核三原則』は依然有効であり、日本では核兵器の製造・保有が禁止されており、日本国内への核の持込も禁止されている」と説明している。

ロンドン大学キングスカレッジ戦争研究所の日本海軍戦略の専門家であるパタラーノ氏は、「中国海軍が宗谷海峡を通過したことは予想外の出来事ではない。これまでの10年間、中国海軍は一貫して専門技術の開発に取り組んできた。中国海軍の海上演習や訓練の回数もますます多くなっている。それは自然なことであり、中国海軍が勢力を拡大する傾向は今後も変わることはないだろう」との見方を示している。

小谷氏もパタラーノ氏の見方には同意を示しており、それほど大きな問題ではないと指摘している。小谷氏は「日本周辺海域における中国海軍の活動はますます活発になるだろう。しかし、我々が一定の監視・制御能力を維持していれば、過度に懸念する必要はない」との見方を示している。これを受け、『TIME』は「しかし、核兵器を搭載した中国の軍艦がこの狭い海峡を通ろうものなら、日本は『過度に懸念する必要はない』とも言ってられなくなるだろう」と指摘している。

「中国網日本語版(チャイナネット)」 2013年7月22日

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