ロイター通信は5日、「同港は東洋と西洋の間に位置する主要海上輸送路線上にある、アジアの主要港だ。2009年5月に30年弱に渡る内戦が終了してから、スリランカはインフラ整備を大々的に推進し、その590億ドルの経済体に外国からの投資を引きつけた。スリランカの地理的位置は、その重要なビジネス・軍事戦略の価値を決めている。中国とインドは同国のラージャパクサ大統領が推進する、総額60億ドルの道路、鉄道、港、発電所の戦後補修プロジェクトに、積極的に資金援助を行なっている」と報じた。
AFPは5日、「北京方式」という言葉により、中国企業が近年推進している南アジアの港に対する投資をまとめ、「中国企業は今年1月、パキスタンのグワダル港の運営権を引き継ぐ協定を結んだ。中国は同時に、チベットに隣接するネパールのラルチャで1400万ドルの資金を投じ、陸の港を建設した。中国の融資と技術もまた、昨年6月に正式にスタートされた、スリランカ南部ハンバントタの大型港湾の建設に力を貸している」と伝えた。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2013年8月6日