アジア地域に空母が集結 軍拡競争ヒートアップ

アジア地域に空母が集結 軍拡競争ヒートアップ。 アジアの各大国が相次いで海軍の軍事力強化に乗り出し、新しい空母の建造に力を入れている。インドの国産空母の進水のほか、日本の実質上の空母となるヘリ搭載護衛艦『いずも』は、第二次世界大戦以降に日本で建造された最大の戦艦である。世界における最も過激な『海軍の軍拡競争』の火ぶたが今、太平洋で切られようとしている…

タグ: いずも 空母 競争 軍拡 

発信時間: 2013-08-12 11:23:11 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

 

オーストリアメディアはまた、インド、日本、中国などが次々と空母を手に入れるなか、超大国のアメリカを忘れてはいけないと指摘した。米誌『タイム』はかつて、「アジア太平洋地域において、アメリカは最も多くの空母を保有している。第3・第7両艦隊で計5隻の原子力空母が配備されている」と伝えた。しかし、同誌はまた、「アメリカはアジア太平洋における海軍力を50%から60%に引き上げたものの、増強できる軍事力には限りがある。同盟国に一部頼るほか、最も重要なことは、キャンベル米国務次官補(東アジア・太平洋担当)が警告したように、『中国と対立する状況を故意に招くべきではない』ということだ」との見方も示している。

アジア各国が空母を発展させている動きに対し、中国人民解放軍国防大学の李大光教授は「世界の空母がアジア太平洋地域に『集結している』との見方ができる。このようなややこしい事態を中国は望んでいない。中国がこの複雑な環境で生き残るためには、知恵と勇気が必要である。装備の近代化を進めていくという点で、中国には『兵が来れば将で食い止め、水が来れば土でせき止める』、即ち相手がいかなる手段を使おうと、適切な措置をとって善処すること、自分のできる最善を尽くすことが求められる。それが海洋におけるアジア各国の駆け引きに挑むための現実的な選択である」と指摘する。

「中国網日本語版(チャイナネット)」 2013年8月12日

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