写真:インドメディアが公開した国産空母の最新建造状況
インドメディアは12日、「歴史的な日を迎えた」と、インド初の「国産空母」が進水式を行うことを伝えた。進水計画は当初より4年遅れ、その上、実際に配備されるのは2020年まで延期されると見られているものの、これにより、インドはアメリカ、ロシア、イギリス、フランスに続き、世界で独自の空母建造能力を持つ5番目の国になる。インドの国産空母の進水、日本の「準空母」であるヘリ搭載護衛艦の進水などが連日報道され、空母保有国が密集するアジア太平洋地域では空母の建造競争が加熱している。
「太平洋の軍備拡大加速」と題した記事を掲載したオーストリア紙は9日、「アジアの各大国が相次いで海軍の軍事力強化に乗り出し、新しい空母の建造に力を入れている。インドの国産空母の進水のほか、日本の実質上の空母となるヘリ搭載護衛艦『いずも』は、第二次世界大戦以降に日本で建造された最大の戦艦である。世界における最も過激な『海軍の軍拡競争』の火ぶたが今、太平洋で切られようとしている」と伝えた。