許其亮中央軍事委員会副主席(中共中央政治局委員)は3日、北斗2号衛星プロジェクト総括大会で「宇宙装備の革新・発展を推し進め、国力と軍事力の強化という偉大な夢の実現に新たな、一層の貢献を果たさなければならない」と強調した。新華網が伝えた。
許副主席は「独立自主の北斗衛星測位システムは党中央、国務院、中央軍事委員会による重大な戦略的決定だ。プロジェクト実施以来、研究・試験要員は頭脳と力を結集してコア技術でブレークスルーを遂げ、独自開発、団結協力、難関攻略、卓越追求という北斗精神を形成し、中国の衛星測位事業に多大な貢献を果たした。北斗2号衛星プロジェクトの成功は、われわれが路線、制度、理論への自信を堅持したことによる重大な成果であり、独自開発の推進とイノベーション型国家の建設の生き生きとした描写だ」と指摘。
「北斗システムの構築水準をしっかりと高め、北斗システムの全世界網羅を加速し、北斗プロジェクトが総合的効果を発揮するようにしなければならない。北斗システムのより高い水準への邁進を促し、自主、制御可能、軍民融合を堅持し、北斗プロジェクトの協調的発展を促さなければならない。北斗の応用を加速し、応用の潜在エネルギーを十分に掘り起こし、応用人材の育成に力を入れ、北斗2号衛星の産業化、市場化プロセスを加速し続けなければならない」と強調した。(編集NA)
「人民網日本語版」2013年9月5日