中国外交部の洪磊報道官は北京で23日、一部の国または集団によるミサイル防衛システムの一方的な配備はグローバル戦略の安定に深刻な影響を及ぼすと表明した。
報道によると、日本の京都府はこのほど、国と協力し、米軍による京都府の航空自衛隊基地への早期警戒レーダー(Xバンドレーダー)配備を受け入れることに同意した。これについて、洪磊報道官は同日の定例記者会見で、中国側は強い関心を示しているとし、「一部の国や集団は朝鮮の核、ミサイルの脅威を隠れみのにし、ミサイル防衛システムを一方的に配備したり、集団的な協力を行ったりしている。これらは地域の核拡散問題の解決につながらず、アジア太平洋地域の平和と安定のためにならず、グローバル戦略の安定に深刻な影響を及ぼすことになる」と述べた。
また、洪磊報道官は、「中国側は政治・外交的な手段でミサイル拡散問題に対応し、各国のミサイル問題に十分に配慮し、グローバル戦略の安定を維持することを主張している」と強調した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2013年9月24日