ロシア世界武器貿易分析センターは9月23日、2009−2012年の世界新型主力戦車の輸出統計データ、および2013−2016年の市場予測を発表した。それによると今後4年間に渡り、露・米・独が世界市場のトップ3を維持し、中国が4位になるという。ロシアの軍事情報サイトが9月24日に伝えた。
ロシアが世界戦車輸出市場ランキングで1位になったのは、インドとのT-90S戦車の生産プロジェクトによるものだ。インドは2013年に初の戦車組立計画(計300台)を完了し、2013年末には同プロジェクトの残りの700台を組み立てる。新製品は改良版のT90-MSになる見通しだ。インド国防省は今年9月13日、総額23億7000万ドルの武器調達計画を批准した。これには236台(総額約9億4800万ドル)のT-90戦車が含まれる。