日本が硫黄島に通信傍受施設を建設すると発表したことについて、中国国防部の耿雁生報道官は26日の定例記者会見で、「君子は常に心のびのびとしており、小人は常に心休まることがない」とし、中国軍の艦艇と航空機の西太平洋海域での定期的な訓練は国際法と国際的行為に合致したものだと表明した。
▲中国軍の演習は合法的
日本が硫黄島に通信傍受施設を建設すると発表したことについて、耿雁生報道官は、中国の古い言葉「君子は常に心のびのびとしており、小人は常に心休まることがない」を思い起こすとし、中国軍の艦艇と航空機の西太平洋海域での定期的な訓練は国際法と国際的行為に合致していると表明した。
耿報道官は、中国軍の正常な合法的な行為に対して、いかなる方面も過剰に反応すべきでなく、過剰に反応する者には心にやましいところがあると強調。
▲日本の故意の挑発行為を批判
日本の防衛省が中国軍の無人機が日本の領空に進入した場合に撃墜も検討すると発表したことについて、耿報道官は、「日本側の発言は憶測によるでっち上げ、意図的な挑発行為、緊迫を作り出すものである。中国軍の航空機は他国の領空を侵犯しないが、他国の航空機が中国の領空を侵犯することも決して許さない」と述べた。
また、「日本の自衛隊は地球の裏側で集団的自衛権を行使すべき」という意見があることについて、「アジアの隣国と国際社会は、日本の自衛隊がどこに行くかだけでなく、何がしたいかに更に関心を寄せている。地球の裏側どころか、地球のこっちでも、日本側による平和的発展に背き、戦後の国際秩序に挑み、軍備を拡張し、武力をひけらかす行為に大いに警戒すべきだ」とコメントした。
▲新たな空母基地の建設にコメント