習近平国家主席は7日、インドネシアのバリ島でロシアのプーチン大統領と会談し、親密な雰囲気の中、中露包括的・戦略的協力パートナーシップその他共通関心事について意見交換した。
習主席は「われわれが顔を合わせるのは今年5回目だ。これは中露関係の水準の高さと特殊性を十分に証明するものだ。今年は中露関係にとって豊作の年だ。両国元首は中露関係の全方位的発展を力強く先導。双方は実務協力、人的・文化交流で一連の前向きな成果を上げ、国際問題で緊密に協力している。双方は中露定期首相会合、中国観光年閉幕式などの重要日程の準備をしっかりと行い、貿易構造を最適化し、エネルギー資源分野の協力を深化し、ハイテク、新興産業分野の協力を積極的に開拓し、国際問題で引き続き緊密な意思疎通と協力を維持する必要がある」と表明。「アジア太平洋において中露は広範な利益を共有する。ロシア側との調整や連携を強化し、アジア太平洋の安全、安定、発展、繁栄を共同で維持したい」と指摘した。
習近平国家主席は7日、インドネシアのバリ島で韓国の朴槿恵大統領と会談した。
習主席は「現在、中韓関係は良好に発展している。双方はすでに各分野でいずれも重要な協力パートナーとなり、定期対話制度を構築した。韓国側と共に、引き続き相互尊重、対等、互恵、ウィンウィンの精神に基づき、より長期的視点、より進取の姿勢で理解と相互信頼を深め、共通認識を拡大し、協力を発展させ、共通利益のパイを大きく、良くし、両国民により良く幸福をもたらし、地域の平和と発展の促進に新たな貢献をしたい。双方は各レベル、各チャンネルの交流と協議を継続し、意思疎通と調整を強化し、中韓自由貿易協定交渉を積極的に推進し、中韓人的・文化交流共同委員会制度を早急に始動し、民間友好を強化する必要がある」と表明した。(編集NA)
「人民網日本語版」2013年10月8日