LCACとポモルニク型の駆け引き 先に釣魚島に到達した側が有利に

LCACとポモルニク型の駆け引き 先に釣魚島に到達した側が有利に。 米軍の佐世保基地は米国が海外で保有する唯一のLCAC(米軍や海上自衛隊の使用するエア・クッション型揚陸艇)基地であり、米海軍海岸第7部隊(NBU-7)が駐留している。ここには2億8500万ドルの現代化LCAC支援設備があり、今年3月になりようやく使用開始された…

タグ: LCAC ポモルニク 釣魚島 第一列島線

発信時間: 2013-10-10 15:45:50 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

米軍の佐世保基地は米国が海外で保有する唯一のLCAC(米軍や海上自衛隊の使用するエア・クッション型揚陸艇)基地であり、米海軍海岸第7部隊(NBU-7)が駐留している。ここには2億8500万ドルの現代化LCAC支援設備があり、今年3月になりようやく使用開始された。米軍機関紙・星条旗新聞(ウェブ版)が8日伝えた。

この一連の動きは、第一列島線の保護を目的としている。日本の専門家はこの設備が、日本の「南西諸島争奪」に力を貸すことに期待している。この第一列島線周辺の軍事配備については注目する必要がある。ひとたび衝突が生じた場合、LCACを搭載したオスプレイによる、海と空からの離島奪還作戦が展開される可能性があるからだ。

第一列島線の上陸の武器

米軍のLCACは主にカリフォルニア州キャンプ・ペンドルトン、バージニア州ノーフォークのリトル・クリーク揚陸戦基地、佐世保基地に配備されている。佐世保基地のNBU-7の隊員数は215人で、LCACの作戦・支援・保護に当っている。LCACは空港に類似する地上支援設備を必要とする。揚陸作戦が展開されれば、LCACを持つNBU-7は「ナイフの切っ先」になる。

LCACによる離島奪還を目論む日本

この世にはタダで得られる利益はない。日本が金を出し米国の基地を建設したのは、LCACの離島奪還の潜在力を見込んでのことだ。日本の軍事専門家はLCACを高く評価し、日本の能力を引き上げることが出来ると指摘した。元陸上自衛官、帝国大学教授の志方俊之氏は、「LCACは南西諸島と台湾の防御のカギとなる。南西諸島は無人島で、尖閣諸島(中国名・釣魚島)が含まれる。中国が南西諸島を占領した場合、日本はそれを既成事実として長期化させたくはない。ゆえに日本は離島を奪還する必要がある。その場合、日本は米軍の支援を要求する可能性が高い」と分析した。

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