オスプレイによる海と空からの離島奪還作戦
しかしエア・クッション型揚陸艇を持つのは米海軍のみではない。中国が輸入したポモルニク型エアクッション揚陸艦と比べ、LCACの独立作戦能力は劣っている。日本の英字誌ザ・ディプロマット(ウェブ版)は先ほど、「ポモルニク型は150トンの貨物もしくは500人の兵士を搭載でき、その速度は時速66マイルに達する。ポモルニク型が4隻あれば、中国人民解放軍海軍は5時間内に2000人の部隊、もしくは600トンの貨物を釣魚島に投入できる」と伝えた。
しかしLCACとオスプレイが海と空の離島奪還作戦を実施した場合、オスプレイの反応速度とLCACの輸送能力が十分に発揮される。ザ・ディプロマット(ウェブ版)は、「米国は沖縄の普天間基地で、海兵隊の24機のMV-22Bオスプレイの初歩的な配備を完了した。オスプレイの巡航速度は時速280マイルに達し、最多で24人の兵士もしくは約6トンの貨物を輸送できる。福田基地の24機のオスプレイは、約500人の部隊もしくは140トンの武器・物資を、約1時間内に釣魚島に投入できる。オスプレイとポモルニク型の競争が生じた場合、どちらが先に到着するかが極めて重要だ。先に到達した側は準備を整え、襲来するエア・クッション型揚陸艇もしくはヘリを効果的に攻撃できる」と分析した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2013年10月10日