自信があってこそ国益を正しく定義できる

自信があってこそ国益を正しく定義できる。 「ソフト・パワー」概念の提唱者、ジョセフ・ナイ氏は、米国は21世紀も世界政治を主導する大国としての地位を保つ可能性があると指摘する。だがそのために米国はいくつかの事をしなければならない…

タグ: 孤立主義 外交 米国 中国

発信時間: 2013-10-23 13:49:33 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

世界各国は共に1つの複雑な「転換期」にある。この転換期に対する各国の感じ方の違いを決定づけるものとして、自国の力が上昇過程にあるのか下降過程にあるのか以外に、国際関係システムの変化の大きな趨勢を把握できるかどうかという重要な要素がある。

なぜ経済規模が世界の首位に躍り出れば、世界の「権力の中心」になると思うのか?なぜ米国は「世界をリードする」役割を演じなければならないと思うのか?新たな時代はまさに「権力の中心」「世界をリード」といった概念に全く新たな含意を与えている。思想・観念が時代に合わせて進歩しなければ、行動様式は時代とちぐはぐになる。こうした思想・観念と行動様式が世界最大の国力を維持する助けになるのかどうかはさておき、たとえしばらくの間維持できても、自信を取り戻すことはできないだろう。

「米国人は広範かつ先見性あるやり方で国益を定義し、世界全体の利益をその中に融け込ませるべきだ」。すでにジョセフ・ナイ氏は、焦慮から抜け出すための処方箋を米国人に出していると言える。(編集NA)

「人民網日本語版」2013年10月23日

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