三中全会に提出する改革案、8つの重点分野

三中全会に提出する改革案、8つの重点分野。 中共第18期中央委員会第3回全体会議(三中全会)が11月に招集される。中国政府上層部のブレーン機関・国務院発展研究センターはこのほど、第18期三中全会に提出する「383」改革案総報告の全文を公表し、改革の詳細な「ロードマップ」を描き出した…

タグ: 三中全会 ロードマップ 「383」改革案

発信時間: 2013-10-29 08:55:55 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

(6)国有資産管理

国のバランスシートを作成

国有資産監督管理委員会は国務院に対して責任を負い、定期的に全人代に活動を報告し、質疑と監督を受ける。中長期的に見て、国有資本と財政資金を含む統一された国のバランスシートを作成するべきだ。財政剰余金を国有資本に充当しても、国有資本によって財政赤字を補填してもよい。現有の国有企業の株式を振り替えて、国有資本投資運営基金を創設する。

(7)イノベーションシステム

大学の脱行政化を実現

大学の脱行政化を段階的に実現し、大学理事会、学長、監督機関で構成される大学ガバナンスメカニズムの構築を模索し、教育者に教育運営を任せ、大学運営の自主権を確保する。大学運営の規制を緩和し、外国の一流大学の中国での協力または独立運営を奨励する。

(8)外国関連経済

基幹産業に国際競争を導入

エネルギー、通信、金融など基幹産業の対外開放を推進し、競争力ある投資家や経営者を引き入れ、国内競争を先導する。対外投資体制改革を加速する。対外投資の審査・認可段階を減らし、審査・認可効率を高める。中日韓自由貿易圏を重点に、質の高い自由貿易圏の構築交渉を加速する。

改革案は『新たな改革の戦略と道筋』と題して中信出版社から11月に発売される。(編集NA)

「人民網日本語版」2013年10月29日

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