華春瑩報道官
外交部(外務省)の華春瑩報道官は29日の定例記者会見で「中国とオーストラリアが共に努力して、互いの企業の市場経済原則に基づく平等・互恵の正常な協力にプラスとなる条件をつくり、公平な環境を提供することを希望する」と表明した。
記者:オーストラリアの新政権は、同国の全国ブロードバンド網整備事業への華為技術(ファーウェイ・テクノロジーズ)の参入禁止について、まだ見直すと決めていないと表明した。この件についてコメントは。中豪関係の発展への影響はあるか。
華報道官:中国とオーストラリアはアジア太平洋地域の重要な国であり、広範な利益を共有しており、両国の友好・互恵協力の強化は双方の根本的利益に合致する。オーストラリア新政権の首脳も、対中関係を重視し、中国の発展を重要なチャンスと捉えていると表明した。両国首脳はたゆまず互恵協力を発展させ、各分野の交流や協力を拡大し、中豪戦略的パートナーシップに絶えず新たな進展があるよう共に後押しするとの重要な共通認識にいたった。
具体的問題に関しては、市場経済原則に基づく中国の関係企業と外国との協力は互恵・ウィンウィンのものであり、双方の利益に合致し、各々の経済・社会発展の促進にプラスだと考えている。各方面が共に努力して、互いの企業の市場経済原則に基づく平等・互恵の正常な協力にプラスとなる条件をつくり、公平な環境を提供することを希望する。(編集NA)
「人民網日本語版」2013年10月30日