黄氏は、「中日が開戦した場合、日本は上述した武器により中国の艦艇に深刻な損失をもたらし、第一列島線突破の計画を放棄させ、この戦略的要衝を封鎖することができる。しかし日本は今回の演習で機雷敷設の訓練を実施するとは発表しておらず、中国の遠洋機雷撤去能力の弱点を突いていないため、手配りが全面的とは言いがたい」と語った。
黄氏は、「日本の新たな防衛戦略は、米軍の支援が受けられない場合に、いかに中国のいわゆる侵入に対抗するかについて仮定している。今回の大規模演習には、内部の不安を払拭する意味合いがある。中国による第一列島線の突破には、戦略的意義がある。中国はこれまで突破を考えたことさえなかったが、現在はそのための一定の能力をつけている。これにより日本の内部から懸念の声が漏れ、自衛隊に防衛能力を示すよう迫った。中国が将来的に大型輸送ヘリを出動させ島の上陸訓練を実施した場合、日本側はより大きな反応を示すだろう」と分析した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2013年11月6日