中米両軍は本日から14日にかけて、ハワイで人道主義救援・災害救助の合同演習を実施する。
中国軍が米国本土で初演習
両軍の年間交流計画によると、中米両国は11月12日から14日にかけて、ハワイで初となる人道主義救援・災害救助の合同演習を実施する。中国の軍隊が米国本土で演習を実施するのは、これが初めてだ。
中国国防部の情報によると、今回の演習には武器の展示、技能交流、共同作戦の3つの内容が含まれる。そのうち共同作戦は第3国で強い地震が発生し多くの死傷者が出た際に、当該国が中米両国に専門チームによる救援を要請した場合を想定する。双方の参加者は生存者の捜索、狭い通路の通過、高空からの救援、医療救護などの演習を実施する。
今回の演習には、極めて積極的な意義があると分析されている。最も重要なことは、中米両国の軍隊による交流が発展と強化を続けていることだ。習近平国家主席が今年上半期に訪米した際に、両国の首脳は軍隊の交流を強化することで一致した。中米の軍隊は、両国首脳の共通認識を実施に移すため、両国の軍事交流の発展を積極的に推進している。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2013年11月12日