駱家輝(ゲイリー・フェイ・ロック)米駐中国大使は20日に声明を発表し、近く米駐中国大使を辞任する考えを明らかにした。駱家輝氏はすでに今月初旬に辞職する意向をオバマ大統領に伝えたほか、2014年初めには米国シアトルに戻り家族との時間を過ごす予定だという。米国メディアの報道を引用して中新網が伝えた。
駱家輝・米駐中国大使は声明の中で、「米駐中国大使館や領事館で仕事ができたことを誇りに思う」と述べ、特に中国に対する米国の輸出が増加したことや、これによって米国における中国の投資が促進されたこと、米国・中国間のビザ取得までの時間が短縮されたことなどについて具体的に触れた。
2011年8月に米駐中国大使に就任した駱家輝氏は、中国系アメリカ人として初めて米駐中国大使を務めた。米国商務長官を務めた期間には、中国を2回訪れている。また、2009年にオバマ大統領とともに訪中したほか、2010年5月にも企業関係者を率いて中国を訪問したことがある。(編集MZ)
「人民網日本語版」2013年11月20日