中国に対抗 アジアのどの国も日本に同調しない

中国に対抗 アジアのどの国も日本に同調しない。 米ニューヨーク・タイムズ紙(電子版)は、安倍首相は10月上旬に開かれた一連のアジア首脳会議で、日本がアジア太平洋地域で「経済だけでなく、安全保障分野におけるリーダーシップも期待されているということを実感した」と述べたと報じた…

タグ: アジア 太平洋 安倍 防衛計画

発信時間: 2013-11-22 13:52:07 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

安倍首相は「日本がアジア太平洋地域で安全保障分野におけるリーダーシップをとり、アジアで中国と対抗する」と述べた。これについて、軍事科学院の馬軍研究員は中国中央テレビ(CCTV)のインタビューで、「アジアのどの国も日本のこの言動に同調しない。アジアのリーダーシップをとるという考えは現実離れした寝言」と語った。

米ニューヨーク・タイムズ紙(電子版)は、安倍首相は10月上旬に開かれた一連のアジア首脳会議で、日本がアジア太平洋地域で「経済だけでなく、安全保障分野におけるリーダーシップも期待されているということを実感した」と述べたと報じた。

また、安倍首相は世界に日本が「貢献」する重要な手段の1つはアジアで中国に対抗することだとし、「中国が法の支配でなく、力による現状変更を試みようとしていることに懸念がある。しかし中国はその道を取ることによって、平和的台頭の道をとることができなくなる」と述べた。

同紙は、インタビューで述べた観点は安倍首相の長年にわたるナショナリズムの立場を反映していると指摘。この立場に基づき、戦後、米国人が起草した平和憲法を改正し、日本に対する軍事的制約を打破すべきだと彼は主張している。ただ彼のこうした考え方は経済衰退によって阻まれている。

わずか半月の間に安倍首相から「中国脅威論」、「積極的平和主義」、「アジアで中国に対抗するリーダーシップをとる」などの発言が飛び出し、それと同時に、自衛隊は西南諸島方面で大規模な陸海空統合の軍事演習を展開し、宮古島に対艦ミサイルを配置した。また衆院でも、安倍首相の発言と調子を合わすように自衛隊法改正案が可決された。

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