李克強総理の中国・中東欧諸国首脳会議出席およびルーマニア公式訪問について、外交部(外務省)の22日の国内外プレス向けブリーフィングで、宋濤外交部副部長(外務次官)、張向晨商務部(商務省)部長助理(商務次官補)が説明を行い、記者の質問に答えた。
一、中国・中東欧諸国首脳会議出席について
宋外交部副部長:現在、中国・中東欧諸国協力はスタートと上昇の重要な時期にあり、継続的拡大・深化という課題を抱えている。17カ国の首相がブカレストに集い、中国・中東欧諸国協力の今後の発展の方向性について共同で計画を立てることは、協力にとって大きな政治的推進力、誘導力となる。李総理は1+16円卓会議、第3回中国・中東欧諸国経済貿易フォーラム関連行事に出席し、演説を行い、中東欧諸国首相とそれぞれ会談する。今回の会議は「協力・ウィンウィン、共同発展」とのテーマをしっかりと押さえ、中国・中東欧諸国協力が中国・欧州関係の一部であることを明確化し、協力の意義を肯定し、協力の原則を確定し、協力の計画を策定し、重要な協力措置を発表し、今後の協力の方向を指し示す。会議後、高水準の成果文書を発表する。ルーマニア以外の中東欧15カ国首相との2国間会談では、原発、鉄道、火力発電、揚水発電、農業、セメント建材分野の協力について検討する。
二、第3回中国・中東欧諸国経済貿易フォーラムについて
張商務部長助理:商務部は現在ルーマニア側と、李克強総理の訪問の重要な日程である第3回中国・中東欧諸国経済貿易フォーラムの準備を進めている。李総理とルーマニアのポンタ首相がフォーラムに出席し、重要演説を行う。今回のフォーラムは「協力・ウィンウィン、共同発展」がテーマで、エネルギー、交通、化学工業、建設請負、通信、農業、観光、貿易分野の企業家が出席する。