李克強総理は26日午前(現地時間)、ブカレストでルーマニアなど中東欧13カ国の首相と共に、第3回中国・中東欧諸国経済貿易フォーラムに出席した。
李総理は「中国と中東欧諸国は伝統的友情が厚く、発展段階が似ており、共に新興国であり、モデル転換と革新、競争力の強化という差し迫った課題を抱えており、多くの協力のチャンスと、大きな潜在的発展性を持つ。双方の経済・貿易関係は世界金融危機と欧州債務危機の衝撃に耐え、実務協力は旺盛な活力を呈している。深く複雑に変化する世界経済情勢を前に、双方は実務協力深化の新たな措置を幅広く検討し、利益の合流点を絶えず拡大し、全方位的で広範かつ様々なレベルの中国・中東欧諸国の互恵協力を推し進め、互恵・ウィンウィンと共同発展を実現する必要がある」と述べた。
李総理は次の3点を提案した。
(1)双方の貿易規模を5年以内にさらに倍増させる。2014年を「中国・中東欧諸国協力投資経済貿易促進年」と定める。中国側は中国・中東欧諸国経済貿易協力閣僚級円卓会議、中東欧諸国商品展、農業経済貿易協力フォーラムなどを開催し、相互貿易の急速な成長を促す。中東欧の競争力ある産品の輸入を増加し、中国国民の中東欧諸国観光を拡大したい。