三中全会の状況を把握
バイデン副大統領の訪中の目的は何だろうか?中米関係専門家、清華大学の教員の趙可金氏は本誌のインタビューに応じた際に、「バイデン副大統領の訪中は、中米高官の定期的な相互訪問の一環であり、2011年にも訪中している。今回は第18期中央委員会第三回全体会議(三中全会)の状況、および中国政府の新たな政策と戦略方針を把握するため、中国側と情報交換する。バイデン副大統領はまた、現在の国際・地域情勢について、中国と意見を交換するだろう」と予想した。
趙氏は、「米国の副大統領は外交に対して大きな影響力を持たない。米国の政治体制において、副大統領の影響力の大きさは、大統領の意向によって左右される。バイデン副大統領の今回の訪中は、噂されているような防空識別圏のためではない。同問題は中米関係において、些細な出来事だからだ」と指摘した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2013年12月2日