洪磊報道官
中国が南中国海に防空識別圏を設定することに国際社会は反対すべきだとする日本の小野寺五典防衛相の発言について、外交部(外務省)の洪磊報道官は記者会見で「いかなる国も、中国が国家の安全を守ることに対してとやかく言うべきではない」と表明。「他国の安全を顧みず、地域の対立を故意に煽る関係国の言動に中国は強く反対する。これが地域の平和と安定に影響を与えている根源だ」と述べた。
--日本の小野寺五典防衛相とフィリピンのガズミン国防相は7日の会談で、中国が南中国海に防空識別圏を設定すれば地域に緊張をもたらすとして、懸念を表明した。小野寺防衛相は、中国が南中国海に防空識別圏を設定することに国際社会は反対すべきだと述べた。これについて、中国側のコメントは。
国家の安全を守る中国の決意は断固として揺るがない。いかなる国も、とやかく言うべきではない。これと同時に、中国は常に平和的発展の道を揺るがず歩んでおり、アジア太平洋地域の平和と安定を維持し、協力と発展を促す揺るぎないパワーだ。国の安全を顧みず、地域の対立を故意に煽る関係国の言動に中国は強く反対する。こうした言動が地域の平和と安定に影響を与えている根源だ。(編集NA)
「人民網日本語版」2013年12月10日